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●難聴の程度

聴覚障害の程度は、何とか聴こえる程度の音の大きさを測定しdB(HL)の単位で表します。音の大きさが大きいほど高い値を示し、これにより健康な場合に対しどれだけ聞こえが悪くなったか(大きな音でないと聞こえないか)が示されます。

大まかな聴覚障害の程度は以下の通りです。

聴力30〜40dB:普通の会話には不自由しないが、ささやき声は聞き取りにくい。
聴力40〜50dB:会議場での聞き取りは困難。1対1の会話では不自由しないが、聞き違いがあります。
聴力50〜70dB:会議場での聞き取りは不自由。1m位の距離で大声なら聞き取れます。
聴力70〜80dB:50cm以上離れると、会話が困難です。
聴力80〜90dB:耳にくっつくように話さなければ、会話の聞き取りができません。
聴力90〜100dB:耳にくっつくようにして、大声で話す必要があります。
聴力100dB以上:会話がまったく聞き取れません。

●身体障害者等級

平均聴力が規定以上になると身体障害者に認定されます。これは病気等による難聴に限らず、老人性難聴でも対象になります。

下記がその基準です。

2級
両耳の聴力レベルがそれぞれ100dB以上のもの(両耳全ろう)
3級
両耳の聴力レベルが90dB以上のもの(耳介に接しなければ大声語を理解し得ないもの)
4級
  1. 両耳の聴力レベルが80dB以上のもの(耳介に接しなければ話声語を理解し得ないもの)
  2. 両耳による普通話声の最良の語音明瞭度が50%以下のもの
6級
  1. 両耳の聴力レベルが70dB以上のもの(40cm以上の距離で発声された会話語を理解し得ないもの)
  2. 一側耳の聴力レベルが90dB以上、他耳の聴力レベルが50dB以上のもの
聴こえの仕組み図

聴こえの仕組み図

一般に”音”というものは、物の響きや人や鳥獣の声、物体の振動が空気などの振動として伝るものをいいます。

その空気の振動は集音器である耳介を通って、耳穴に入り、奥にある鼓膜で受けられ、耳小骨で増幅されます。
そして蝸牛の中で振動は電気信号に変換され、どんな高さ(周波数)かどんな強さか分析し分類され、聴神経に運ばれ、最後に脳が記憶を照合しそれが何の音かを判断します。

最終的に”音”を聞いているのは、”脳”です。耳には絶えずいろんな音が押し寄せます。それでもうるさく感じないのは、脳が必要な音だけを選り分け、他をカットしているからです。

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