骨導聴力測定時の外耳道閉鎖効果について 2024/03/23
外耳道閉鎖効果について考えてみました。
骨導聴力測定は、外耳道を塞いだ状態で行うと、低い音が実際よりも良く聞こえるという現象があります。これについて、実際の測定データを基に、なぜこのような効果が起こるのかを考察してみました。
具体的には、伝音性難聴の方を対象に、耳を塞いだ状態と塞がない状態での測定を比較し、どのように測定値が変わるかを検証しました。また、低い音が耳道を通ってどのように漏れるか、またその漏れが測定にどう影響するかについても説明しています。さらに、耳道の共鳴効果についても考察しました。