「自由音場における周波数別の基準等価閾値音圧レベル」を使用してオージオメーターを校正してみました。 2025/05/05
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【実演紹介】自由音場でのオージオメーター校正手順 〜 RETSPLを活用した測定準備
補聴器販売に従事する皆さまにとって、補聴器の効果測定は重要な業務のひとつです。特にスピーカーを用いた自由音場での聴力測定や補聴器装用効果の確認を行う際には、オージオメーターの適切な校正が不可欠です。
今回ご紹介する動画では、「周波数別の基準等価閾値音圧レベル(RETSPL)」を活用し、自由音場でオージオメーターを正確に校正する具体的な手順を実演形式でわかりやすく解説しています。
動画で解説されている主な内容
- RETSPLとは?
音場において「何dBの音圧(SPL)が、dB HL(聴力レベル)の0に相当するか」を示す基準表のことです。 - 騒音計(C特性)によるSPL測定方法
A特性ではなくC特性を用いる理由と、その使い方のポイントを解説。 - オージオメーターの設定方法
AC(空気伝導)/BC(骨導)/FF(自由音場)各モードの違いと切り替え方法。 - 測定周波数ごとの補正値適用
RETSPLに基づいて、目的のdB HLに対応するSPLを算出し、音量調整を行う手順。
こんな方におすすめ
この動画は、次のような業務を行う補聴器販売従事者に特に役立ちます:
- 補聴器の装用効果を客観的に評価したい
- 音場測定環境で正確な閾値測定を行いたい
- RETSPLを用いたオージオメーターの校正方法を確認したい
- ラウドネス曲線やHL/SPLの違いを現場で活用したい